子どもの頃から心の世界に興味を持ち、
30半ばにして坂内慶子先生の夢分析の講座に通い始めた私。
では、その内容とは??

 
お会いした坂内先生は当時60代半ば。小柄でてきぱきした、よく通る声の女性です。
柔和な中すっと通った芯があり、お茶かお花の先生みたいな雰囲気だな~と思っていましたが、
後日茶道をも教えていたことがあったと伺いました。
洋装しか拝見したことはありませんが、なぜか常に和装の雰囲気がある、きりっとした佇まい。
お話しているとこちらまで背筋が伸びてきます。
夢というある意味「つかみ所の無いもの」と向き合いつつ確固たる分析をしていく気合いのようなものを感じます。
 
私が参加した時、受講生は8人。
その中に半田先生もいらっしゃいました。
半田先生は右も左も分からない私と違い、その時すでに10年以上夢を学ばれていました。
 
講義は月に一回。
基本的には
・近況報告
・その月で一番印象に残った夢を絵にする
・絵が出来たら先生や受講生に説明

・夢を分析する
・夢をどのように人生に活かすか、考える

毎回これを繰り返します。

頭で機械的に分析するのではなく、
夢を自分の人生の一部ととらえ、それを有機的に活かす方法を徹底的にたたき込まれる
という感じでした。
夢だけでなく、それを見る人、つまり自分の生き方をも分析する非常に骨の折れる作業です。
 
夢に関する知識を蓄えるなら、それほど時間はかからない。
でもそれだけでは全く意味がなく、分析を生活に活かし、人生を豊かな物にしていくのが大事とのこと。

自分がそうできなければ、他人の夢も読み取ることはできない。
というわけで、夢と、夢から読み取れる自分自身に向き合うハードな授業。楽しいけれど苦しい、苦しいけれど毎回めちゃくちゃ面白い…そんな講座でした。

夢分析ができるようになると、夢がいかに有効な助言かが実感として理解できます。
有効な、というのは助言を実行すれば人生が納得のいく方向に向かうこと。
そして役立つアドバイスは、大概耳に痛いもの(とほほ)。
耳の痛いことを実践するのは大変だな…という当たり前のことをしみじみ感じつつ、学びを深める日々でした。

夢分析は宗教ではありません。夢から読み取れる「メッセージ」はあるけれど、どうするかを決めるのは自分です。
自分で夢を感じ、己の頭で考え、自ら行動を決定します。
私の場合分析の方法を学ぶのにお金を払いはしましたが(=講座に通ったということ)、基本的には生涯にわたって「無料」なのも健全なところです。
グルを通さず、自分で自分の心の「一次情報」に触れられるともいえます。

ちょこっと勉強すればいいや、と思っていたのに結果的には何年も通い、先生が本をお出しになるときはライティングをお手伝いさせていただきました。

夢の世界はそれほど深く、また「使える」ものだったのです。

私はこの講座に通っている間に結婚することになりましたが、その時にも面白い夢をたくさん見ました。

続く