遅ればせながら
「Mr.インクレディブル」
を観ました。当初全然興味がなくてスルーしていたのですが、スーパーヒーローものというよりは中年の危機を描いていたんですね。さすがピクサー、面白かったです。
昔の仕事に戻って活き活きするインクレディブルの妻を見ていると、逆に普段の生活がどんなに重労働なのか(3人の子育て、うち1人は赤ちゃん)、「本当にお疲れ様!」 と思います。
一方で仕事に人生を捧げたと思われるファッションデザイナーのエドナの造詣もすごく素敵です。
インクレディブルは妻や家族を失わなくて良かった。不倫したのは愛人が好きなんじゃなくて、自分が嫌いだっただけ…という感じでしょうか(子ども向けアニメですし、不倫というほどのことはしてませんが)。ミラージュがまともな人でラッキーでした。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Mr.%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%96%E3%83%AB

夫が図書館で借りてきてくれた
小松田 勝「図解でわかる! ディズニー感動のサービス お客様を魅了するホスピタリティの育て方」(中経文庫)
面白かったです。ありまさを始める前に接客接遇、サービス関連の本を手当たり次第に読みあさったのですが、
これは知りませんでした。
普段の作業が図解してあって、頭の整理になります。
店に立っていると
「単純作業でつまらないでしょう。かわいそうに。頑張ってね」
と言われることがありますが、お気持ちは有難く頂戴しつつも
「いやいや、全然つまらなくはないんですよ (^^)」
と思っています。実際そうなのです。
夫も私もアラフィフ、肉体的にはすごくきついですし、休憩時間は2人で倒れ込むように寝たりしていますが、
いろいろなお客様と接するこの仕事は頂くものもすごく多いのです。
アルバイトさんが多いディズニーの接客レベルが高いのは、この「(実は)お客様から頂くものが多い楽しい仕事」
だということを、マニュアルと背中できっちり伝えているからなんですね。
マニュアルがスタッフの意見を反映してどんどん更新されていくというのも(無印良品さんもそうですね)、見習いたいシステムです。ありまさにマニュアルはありませんが、そういう姿勢でいたいです。
ちなみに私が接客の仕事が「つまらないな~」と感じるようになったら、ペッパーくんとか、ロボットにやってもらうことを考えています(昼の部は現在も頼っている義姉がいますが、夜はかわりがいないし)。工大の機械に詳しい方々の食欲もすすむかも。
ペッパーくんはちょっとこましゃくれていて、個人的にはすごく好きなのです。
ただご主人である店主にハッパをかけたり、叱りつけたり、はしないかな…実はそこも大事な仕事なんですけどね…。