私事ではありますが、先月末、店主が五十肩デビューを果たしました。
めでたく51歳になったと思ったらすぐの発症、昔の人の命名の知恵に頭が下がります。
名前こそ親しみやすいですが、五十肩の症状は劇的というか激烈で、服のボタンを留めることも、パソコンのマウスを動かすことも困難。腕が上がらないとか、そういうレベルではありません。夜は痛みで一睡もできません。
傍らで見ているこちらまで痛みが走りそうな、辛い状況(私は夫と年齢が離れておらず、明日は我が身…と思うと、それもかなり怖かったです)。
火曜日に痛み出し、水曜日はだましだまし営業

定休日の木曜に病院に行き注射をしてもらい、強いお薬を頂いたら、ちょっと楽に…。
まだ違和感は残っていますが、夜も眠れるようになりました。

正直、一瞬は廃業も考えました。
蕎麦屋は腕がに力が入らなかったら蕎麦が打てない!  商売あがったりです。
実際五十肩をはじめ腕や肩のトラブルで暖簾を下ろした話はちょこちょこ聞きます。
医師からも安静の時間を増やすように言われており、廃業しないまでも定休日を増やした方がいいのか…
難しいところですが、続けるためにどうするか、冷静に考えてみようと思います。

考えてみれば、ありまさも6年目。
その間にぎっくり腰や交通事故、いろいろありました(どちらも私、女将ですが)。
それでもなんとか営業を続けられたのは、緑が丘の皆様が私達と店を寛いお心で育てて下さったからです。
そのご恩にむくいるためにも、きちんと医療にかかって適切な対処をし、今後も元気に働きたいと思っています。

ひやっとしましたが、とりあえずなんとかなりました…というご報告でした。