皆様お久しぶりです。
コロナと雨がすごいことになっておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
被害が拡大しませんように…と日々祈っていますが、全然終息の見込みがつきませんね。
ありまさスタッフは全員40代~50代「万が一感染したら重症化(の可能性あり)」とつぶやきつつ、地味な生活を続けています。
全員1回目のワクチン接種は終わりました。早く2回目を済ませたいところです。

ここしばらくいろいろなことがありすぎて、書きたいことが目白押しなのですが…
まずは急いでお伝えしたいことから。
ありまさ休業中に「実際にコロナに感染したお客様」から教わったことです。

Aさん、女性。30代。ワクチン未接種。夫と子ども2人の4人暮らし。
発症は7月末、発熱が続いてあまりにも辛いので病院で調べたらPCR陽性。
感染予防は普段からすごく気をつけており、どこで感染したのかは今も分からない。
陽性判明後も1週間以上高熱、咳、下痢が続いて朦朧とする。
家族も検査するが、Aさん本人以外は陰性。
自治体からはパルスオキシメータが届くが、それだけ。苦しいし不安だったが施設入所も入院もできない。
同居の家族が陰性だったので買い物等は頼むことが出来たけれど、とはいえ家族も陰性が判明するまでは自宅待機。そのため色々と不便があって、後悔したことも多々あった。
それが以下のこと

■いつから熱が出たか、微熱のうちから記録しておけばよかった。
■マスク、消毒薬や液体石鹸、ビニール袋を多めに買っておけばよかった。家庭内隔離がはじまると大量に必要。
■頻繁に使うせいか体温計の電池が切れそうになった。電池も必要。
■薬は貰えないから解熱薬、頭痛薬、咳止めなどは買っておくべきだった。
■パルスオキシメータもあれば良かった(配布されるけれど、届くまでに時間がかかるのでその間すごく不安)。
■OS1とかポカリ。レトルトのお粥やスープ。紙コップ、紙皿、使い捨てのスプーンや割り箸が必要だった(使い捨て食器は衛生的で、軽い。コロナは体力を激しく消耗するので、陶器の皿やガラスのコップは重くてしんどいからあると助かる)。
■子どもがいる、ペットがいる、介護する人がいる場合はケアする立場の人が感染したらどうするか想定しておいた方がいい。一人暮らしの場合も(可能なら)近所の人などに万が一の場合の相談をしておくといい。
パートナーがいても、大概は2人とも感染するので上記の備えは必要。
自治体の殆どは食料の配布はしてくれないから、万が一は近所の誰かが玄関先に食料を置いておく…とか決めておくと安心(料金は後ほど請求…とか、あとでお金でもめないようにレシートもとっておく)
■食料については予めネットスーパーの登録をしておくのもいい。ただしコロナは本当に苦しくて、スマホを持つのも辛いことがある。

現在はかなり回復され、熱も下がり、少し咳が出るくらいだそうです(良かった (^^)!!)。
Aさん貴重な情報をどうもありがとうございます。
上記をまとめつつ、本来は公助でもっとなんとかしないといけないけど、
今は目の前の命が大事、とりあえず自助とか共助なのだと思いました。
1人暮らしで頼れる家族がいなかったり、既に(コロナではない)病気だったり、
食料を買いだめしようにもお金が…ということもあるし、日本語が不自由で不安だったり、
いろいろ事情はありますよね。
個人の力は小さいですが、できることをしていこうと思います。

ちなみに施設療養については、こちらの記事もとても参考になりました。
ノンフィクション作家 高野秀行の「コロナ感染の歩き方」
https://note.com/henkyochannel/n/n8d03fbf5d344

明日はしばらく書けなかった映画について書きます。