平素ご来店誠にありがとうございます。
3(水)4(木)は定休日です。
ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いします。
緊急事態宣言が解除されるのか? 延長なのか? ぎりぎりまで分からないようですが、
当店は今のところ解除される前提で店内営業再開の準備を進めています。
状況がはっきりしてきましたら、またここにお知らせさせて頂きますね。
今週の思い出
■「鬼滅の刃」を一気読みして以降、私達はすっかりマンガ脳。昔のマンガを引っ張り出して、片端から読んでいます。
藤子不二雄で育った店長のおすすめは「TP(タイムパトロール)ぼん」「モジャ公」「21えもん」。私ははじめて全部読みましたが、どれも子ども向けとはいえ、SF好きにはたまらない世界観。
1話完結、SF的な設定に工夫があって歴史の勉強にもなる「ぼん」。大人にとっては(たぶん)一番読み応えがあって絵の迫力も桁違い、なのになぜかあまり知られていない金字塔「モジャ公」。モジャ公のもとになったお話で、すべてのキャラが可愛くて魅力的、やりとりが最高に楽しい「21えもん」。どれもおすすめです。それにしても21えもんの実家「つづれ屋」みたいな宿があったら行ってみたいなあ…。
■お客様に「ファミリーヒストリーのバカリズムが神回。面白いですよ」と教えて頂きました。
見てみると、確かに…現在お弁当を作っている店主は「バカリズムは弁当屋のせがれだったんだ。弁当ちょっと作るのも大変なのに、毎日何百食も作るなんて偉すぎる」とお弁当屋さんをしていたご両親や祖父母にいたく感動。私はお母さんの文才に感動。バカリズムさんは「漫画家みたいな人?」というぼんやりした印象でしたが(私はあまりお笑いを見ないので)、ちょっと興味が湧いてきました。
■DVDで「リバー ランズ スルー イット」を見ました。地味だけど良さそうな映画だなと思っていましたが、実際地味だけど良い映画でした。生物としてはつらつピチピチキャピキャピしている頃は山とか川とか自然の美しさはいまいちピンとこなかったりしますが、生物としてくたびれて、へたって、あちこちきしんでくると山とか川とか自然の美しさが身にしみてわかります。自然を詠む詩の奥深さも。若さの無自覚な美しさをブラピが好演していました。
■私はリバティファブリックが好きなのですが、それをご存知のお客様から「自由ヶ丘にリバティのお店が出来ましたよ」と教えて頂きまして(随分前のことです)…この度やっと訪ねることが出来ました。小物の種類が豊富なだけでなく、シャツのセミオーダーも出来て楽しそうです。リバティの良さはイギリスらしいちょっと毒のあるデザインだと思うのですが(偏見?)可愛くないコーギー柄とか、可愛くないカピバラ柄とか、待望しています。
■新国立美術館に「ドマーニ展」「五大美大展」を見に行きました。「ドマーニ」はよい作品がとても多かったものの(私のコンディションの問題かもしれませんが…)作っている人達の制作の苦しさが伝わってきて、ちょっとくたびれました。…が、チラ見するつもりで入った五大美大展、会場に入って直ぐに描く楽しさとか創る喜びがバンバン伝わってきて、すごく元気に 。あちこち雑だったりするのですが、その雑さも面白くて見ていると体温が上がります。監視も学生さんがやっていたのですが、全員が瀕死(ダルくて死ぬ…)という感じなのもおかしかったです。
■武蔵小山の八百屋の老舗「二葉屋」さんが先月末で閉店なさいました。最終日は1時間のレジ待ちだったそうで…多くの方に愛された名店らしいフィナーレだったそうです。ありまさも開店時から大変お世話になり、美味しくて安心なお野菜を沢山提供して頂きました。人気メニュー「いろどり野菜蕎麦」は、二葉屋さんがなかったら実現が難しかったかもしれません。天ぷらのお野菜も、たとえば秋に美味しい舞茸を探していると「今はないけど、入ったら届けてあげるよ」と店まで届けて下さったり(ご自宅への帰り道だったからとのことですが…)。色々と、本当にありがとうございました。
ご主人と女将さんの会話から商売の面白さ、奥の深さも勉強させて頂きました。
何年もかけて少しずつ集まったリバティのシャツ。こうしてみると花柄が少なく動物柄が多いですね。左列の上から2番目も小鳥ひそんでいます。右上は珍しい人間柄。