平素ご来店誠にありがとうございます。
4/7(水)8(木)は定休日です。
ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いします。
ここ数日少々冷えますね。
しまったセーターを出し、布団を足し、風邪をひかないように気をつけています。
皆様も暖かくしてお過ごし下さい。
今週の思い出
(先週水曜日から今週火曜日までの、仕事以外の私達)
■渋谷に映画「Sleep マックス・リヒターからの招待状」を見に行きました。久しぶりの渋谷…変化が激しすぎて、ちょっとした浦島太郎状態。バイクで行ったのですが、駐輪場が見つからずうろうろしているうちに開演時間に (T_T)。仕方なくその日は帰宅して、次の日にリベンジしました。
マックス・リヒターは現代音楽の作曲家です。「Sleep」は深夜から早朝にかけてリヒターの8時間に及ぶ大作を、観客が自由に聴くという実験的なイベントのドキュメンタリー。観客一人ずつにベッドが用意されており、寝たり、うとうとしたり、うろうろしたり、ヨガしたり、考え事をしたり…それぞれが音楽の中で生きている様子が映し出されます。まどろみながら聴く音楽が体にしみこむ感じ、他者が近くで寝ているという非日常の感覚…出来るなら参加したかったです。先週見た「サン ラー」の無意識の音楽と通じるところも。
イベントのドキュメンタリーですが、リヒターのプロフィールにも触れていて伝記の要素もあり、27年連れ添っている妻のユリアさんが臆面ものろけているのも清々しく、見て良かった、できたらもう一回映画館で見たい1本でした。
■先日見た「透明人間」がかなり面白かったので、同監督の「アップグレード」。これも「透明人間」同様脚本に企みが沢山あって面白かったです。近未来SFに共通するのですが、お金持ちの家や街はどんどん素敵につまらなくなり、貧乏人の
家や街はどんどん辛そうで面白くなる皮肉。VR阿片窟が悲惨で美しいです。
■SFばっかり見ていますが、気になっていた「タイム」。「ソーシャルネットワーク」でマーク・ザッカーバーグを演じていたジェシー・アイゼンバーグが今度は富裕層に虐げられる役どころ。時間が貨幣というのはミヒャエル・エンデにインスパイアされたのでしょうか? モチーフは興味があったのですが、いろいろと突っ込み所がありすぎて店主は途中で離脱していました。
■「オール ユーニード イズ キル」トム・クルーズ主演のタイムループもの。桜坂洋さんという日本人が原作なんですね。面白かったです。これは2を作りたくなるだろうなあ…という終わり方。ちなみにタイムループものといえば「恋はデジャブ」や「ミッション8ミニッツ」を思い出しますが(アニメだと「うる星やつら ビューティフルドリーマー」や「まどマギ」)、もうすぐ公開される「パーム スプリングス」も面白そうです。
■「ガーディアンズ オブ ギャラクシー 2」アベンジャーズのシリーズはほぼ全部見ている私達ですが、なぜかこれだけはダメなんです…いちおう確認で見ましたが、店主はまたしても途中で離脱。
■「ロボコップ」リメイク版。1番はじめのもきちんと見ていなかったので、すごく新鮮でした。科学と倫理という深いテーマ。人間とロボットの融合、人の感覚と電脳を駆使した犯罪の取り締まりは見たばかりの「アップグレード」や「攻殻機動隊」、「マイノリティ リポート」を思い出します。ロボコップが対象人物の感情を読み取る様子が面白いです。心拍数やホルモンの分泌量などから判断しているようですが、解析や表現が難しい感情についてはどうするのでしょう。これも続編が見たいです。
■なんとなくYMOについて調べていたとき坂本龍一の日本生命のCMが見つかり、二人で吃驚 (゚ロ゚)。昔はCMのレベルがむちゃくちゃ高かったんですね。こんなのを見せられたら、保険に全然興味がなくても「いいものを見せて頂いたので…」と契約してしまいそうです。改めて「広告批評」など読み返したい衝動にかられましたが、いろいろとやらなければいけないこともあり、これは老後の楽しみにとっておきます。
■今週も映画をよく見ました。そうそう、マンガも読みました「モディリアーニにお願い」完結。「健康で文化的な最低限度の生活」10巻。「隣町珈琲」の「mal 2号」がもうすぐ発売だそうで楽しみです。「我ら茶柱探検隊」も最新号がもうすぐ出る予定です。
頂いたイノシシ肉のミンチで猪鍋を作ってみました。ご馳走様でした <m(__)m>